ねも ひねもす

毎日の備忘録。慶應通信で勉強してたり、旅行してたり。

【勉強中】西洋哲学史1

進捗的には遅れていますが西洋哲学史1テキスト読みから進めています。

ギリシア哲学の自然への向き合い方が、思っていた以上に科学的なアプローチでビックリした。

知らない事が多い。

 

西洋哲学史のまだまだ最初の方だから後半また違った印象になるかもしれないけど、

哲学以前の自然の捉え方は、神話的な解釈で考えていて、西風の神ゼピュロスのように現象や自然そのものを神だと考えてた、

それを気象学とか天文学に関心があるタレスとかが、

いやいや神じゃないよ、こういう自然現象なんだよ、と科学的に説明しようとする。

 

他の人たち(自然を神話的に見る人達)がじゃあ起源はどうなってるんや、と(言うんじゃないかな)

そこでタレスや以降の哲学者達が世界とはなんぞや、と考えてアプローチして自然を発見していく。

 

 

すごく、不思議だな、と思うのは

目に見えて手で触れる自然が先じゃないんだということ。

神話で解釈するというのは、説明出来ないものを神という計り知れなくて当然の存在に置き換えるということは、理解はできるけど

複雑な神話の方が浸透してた、っていうのは結構衝撃的だった。

 

そういう創作を現象と結びつけて多くの人々と共有するって、すごくない?

 

そして、科学的アプローチから哲学が生まれるのも目から鱗だ。

 

 

ただ、テキストの日本語が難しいので

全然ページが進まない。

アリストテレスまで行きたいな